広仁苑
けまんふたつわり[毛万譜立割]
伊勢型紙を用いて染めた小紋(江戸小紋)では、縞のことを毛万筋[けまんすじ]と呼ぶ。その毛万筋には3cm幅にある縞の数(細さ)によってそれぞれ呼び名があり、最も太い縞(5本)を等分縞、最も細い縞(31本)を極々微塵縞、その極々微塵縞よりもほんのちょっとだけ太い縞(26本)のことを毛万譜立割と呼ぶ。
毛万筋の呼び名については以下の通り。
等分縞[とうぶんじま] …5本 毛 万[けまん] …20本
大名縞[だいみょうじま]…10本 極毛万[ごくけまん] …21本
万 筋[まんすじ] …12本 似多利[にたり] …22本
上 万[じょうまん] …14本 譜立割[ふたつわり] …23本
極 万[ごくまん] …16本 極譜立割[ごくふたつわり] …24本
間 万[あいまん] …18本 毛万譜立割[けまんふたつわり] …26本
並毛万[なみけまん] …19本 極々微塵縞[ごくごくみじんじま]…31本
くじらじゃく[鯨尺]
和裁に用いる物差し、および長さの単位。一尺(しゃく)は約37.87cm、一寸(すん)は一尺の10分の1で約3.8cm、一分(ぶ)はさらにその10分の1。一丈(じょう)は一尺の10倍。こもん[小紋]
全体に柄を染めたきもの。もともとは型紙を使って細かい柄(小さい紋様)を繰り返し染めたものだったが、今では大きな柄や縞や格子など、染め方も型染めだけではなく様々。原則として礼装の場には御召しになれない。
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